「今、ここ」にある静かな光。マインドフルネスで心を整える
冬の澄んだ空気が心地よい季節になりました。 慌ただしい年末年始が過ぎ、ふと立ち止まったときに、自分の心がどこか遠くにあるような、あるいは何かに追われているような感覚になることはありませんか?
私たちは日々の忙しさの中で、無意識に過去の後悔や未来への不安に心を揺さぶられがちです。そんな時、心の錨(いかり)を下ろし、本来の自分を取り戻す助けとなるのがマインドフルネスという考え方です。
マインドフルネスとは「ジャッジしない」練習
マインドフルネスの本質は、非常にシンプルです。それは、今、この瞬間の体験に、良い・悪いの判断を加えずに、ただ意識を向けることです。
例えば、心の中に不安や焦りが湧いてきたとき。 私たちはつい「こんな風に思ってはいけない」「もっと前向きにならなければ」と自分を評価(ジャッジ)してしまいます。しかし、マインドフルネスの視点では、その感情をただ「あ、今自分は不安を感じているな」と、雪の上に残った足跡を眺めるように客観的に観測します。
このように自分自身の状態を一歩引いて観ることで、感情に飲み込まれるのを防ぎ、自分との適切な距離感を取り戻すことができるのです。

五感を通じて「今」にグラウンディングする
頭の中の雑念を止めるのが難しいときは、五感をフルに活用してみましょう。 今の季節なら、日常の中にたくさんの「気づきの入り口」が隠れています。
- 触覚:冷たい空気の中に、ストーブや温かい飲み物のじんわりとした熱を感じてみる。
- 聴覚:遠くを通る車の音、風が枝を揺らす音に、ただ耳を澄ませてみる。
- 視覚:夕焼けのグラデーションや、冬の木立に止まる小さなリスの姿に目を向けてみる。

「今、何を感じているか」に意識を向ける時間は、脳にとっての深い休息になります。特別な瞑想の時間を取らなくても、歩いているとき、家事をしているとき、その一瞬一瞬がマインドフルネスの実践の場となります。
心の平静が、新たな選択肢を生む
「今、ここ」を意識的に生きる練習を積み重ねると、心の中に静かなスペースが生まれます。 これまでは感情に突き動かされて反応していた場面でも、「今はこう感じている。だから、こう動こう」という新たな選択の余地が生まれるようになります。
この小さな気づきの積み重ねが、結果として心の平静を保ち、自分自身を大切にすることに繋がっていきます。
なかやま心理支援オフィスでは、カウンセリングを通じて、お一人おひとりの生活に合わせたマインドフルネスの実践や、心の整え方をサポートしています。
もし、一人で抱えきれない重さを感じているときは、どうぞお気軽にご相談ください。 あなたの心が、冬の陽だまりのような穏やかさを取り戻せるよう、お手伝いさせていただきます。
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